2016年11月3日木曜日

11月3日 めがねさんのポケモンカードはじめて講座 第3回「トレーナーズのバランス」

みなさんこんちわ~!めがねさんです┏◎-◎┓
元気にポケモンカードしてますか?


はじめて講座第3回、遅ればせながらまとめてみました。
第3回のテーマは、「トレーナーズのバランス」です。
[トレーナーズ]はとてもバリエーションに富んでいるため、単純にまとめてしまうことはできません。
なので、対戦を進めるうえで特に重要となる、山札を引く[サポート]と、それに関連した他のカードについてまとめます。



●山札を引く[サポート]のバランス

ポケモンカードはじめて講座第1回で、「山札を引く[サポート]はデッキに11~12枚くらい入れると良い」と言ったのを覚えていますか?
ポケモンカードゲームは、いかに山札を多く引いて(つまり相手よりも早く)、たくさんのカードを使って場を展開していくか、ということを最優先に考えるのが基本となります。
なぜなら、カードのうち[ポケモンのカード]と[グッズ]は、自分の番に基本的に何枚でも使うことができるため、これらのカードをより多く、より早く使えたほうが有利だからです。
また、この動きは特に対戦の序盤戦で大切です。
また、[サポート]は自分の番に1枚しか使えないので、できるだけ自分の番ごとに連続して使っていきたいところです。
デッキ60枚のなかに11~12枚というのは、この中の少なくとも1枚が最初の手札7枚に含まれている可能性が高く、かつその後3~4枚引いた段階でもう1枚手札に来てくれるであろう枚数です。
これなら、ある程度安定して、連続して[サポート]を使っていけるでしょう。

[サポート]をさらに上手に活用していくうえで、とても重要なカードがあります。
それは、バトルサーチャーです。
これは、トラッシュから好きな[サポート]をもってくることができる[グッズ]です。
山札を引く[サポート]の再利用ができるだけでなく、序盤には使いにくい山札を引く以外の効果のある[サポート]を、狙ったタイミングで使うことができる、非常に強力なカードです。
バトルサーチャーを入れることで、[サポート]のバランスは変化します。
めがねさんは、バトルサーチャーを2枚入れる場合は山札を引く[サポート]を10枚、バトルサーチャーを3枚入れる場合は山札を引く[サポート]を9枚いれるようにしています。
(実際には、さらに少ない枚数のデッキが多いですが、それは後述の[グッズ]も併用するためです。)

バトルサーチャーを4枚いれるデッキもありますが、慣れないうちはあまりオススメしません。
なぜなら、最初の手札にバトルサーチャーだけがきてしまっても、それは使うことができないからです。
バトルコンプレッサーをたくさん入れたデッキなど、[サポート]を手早くトラッシュするようなデッキでなければ、バトルサーチャーは2~3枚で十分だと思います。

●山札を引く[サポート]のバランスを変える、[サポート]以外のカード

さて、ポケモンカードには、[サポート]以外にも山札を引く効果のあるカードがたくさんあります。
これらを多く採用することで、山札を引く[サポート]の枚数を減らしたほうが良い場合もあります。
代表的なカードを順番に見ていきましょう。

ローラースケートダートじてんしゃトレーナーズポスト

山札を引く[グッズ]のうち、代表的なものたちです。

ローラースケートは、コイン判定はあるものの、単純に山札を3枚引ける[グッズ]です。
あまり難しく考える必要がないので、めがねさんは結構好きです。
カードをトラッシュするなどのデメリットがないので、トラッシュを再利用しづらいデッキでは使いやすいです。

ダートじてんしゃは、山札の上から2枚のうち1枚を手札に加え、もう1枚をトラッシュする[グッズ]です。
こちらはコイン判定もなく確実に山札を引くことができ、トラッシュを再利用するデッキとの相性が良いです。

トレーナーズポストは、山札の上から4枚のなかから[トレーナーズ]を1枚もってくることができる[グッズ]です。
デッキの半分以上は[トレーナーズ]で占められていることが多いので、ほぼ確実に何らかの[トレーナーズ]をもってくることができます。
ハイパーボールなどの「ボール系」がたくさん入ったデッキや、ふしぎなアメ巨大植物の森などの特定のカードが場の展開に重要な役割を担うデッキと相性が良いです。

これらの[グッズ]は、ある程度[サポート]の力を借りることなく、自分の場を展開することができます。
山札を引くことを[サポート]だけに頼ってしまうと、どうしても展開がゆっくりとなってしまいます。
なので、これらの[グッズ]を数枚デッキに入れておくことをオススメします。
めがねさんは、デッキとの相性の良さそうなものを2~3枚入れて、その分山札を引く[サポート]を1枚少なくすることが多いです。

シェイミEX(XY6)

特性「セットアップ」は、手札からベンチに出したときに1回、手札が6枚になるまで山札を引けるという効果があります。
シェイミEX(XY6)が強い理由はいくつかありますが、①「たねポケモン」なので手札からすぐに出して使える、②「ポケモンのカード」なので、ハイパーボールなどですぐに山札からもってこられる、③[サポート]以外のカードで山札を最大6枚引くことができる、という点でしょうか。
とくに、ほとんどのデッキに入っているハイパーボールから即座に「セットアップ」を使えるのが重要ですね。
シェイミEX(XY6)が入ったデッキでは、山札を引く[サポート]を少なく、それ以外の[サポート]を多くすることができ、戦略の幅が広がります。
シェイミEX(XY6)1枚につき、山札を引く[サポート]は1~2枚少なくてよいでしょう。
欠点は、HPが「110」しかないため、狙い撃ちされるとすぐにサイドカードを2枚とられてしまうところです。

マフォクシー(XY1)オクタン(XY8)

これらは、特性で自分の番に1回山札を引くことができるポケモンのうち、代表的な2体です。
マフォクシー(XY1)の特性「マジカルフレイム」は自分の手札が6枚になるまで、オクタン(XY8)の特性「アビスハンド」は5枚になるまで、山札を引くことができます。
強みは、なんといっても自分の番ごとに何回でも使用できるという点です。
これらのポケモンが自分の場にいれば、山札を引く[サポート]を使う必要性が減り、その分それ以外の[サポート]を使いやすくなります。
欠点は、それぞれ「進化ポケモン」であるため、育てるのに手間がかかるというところです。
その欠点を補うため、これらのポケモンを使う場合は、ハイパーボールふしぎなアメなど、早く進化させるためのカードをたくさんデッキに入れる必要があります。
過去のめがねさんのデッキ紹介でも使っている例があるので、参考にしてみてください。

9月17日 ジムバトルinひがっち&デッキ紹介「まわれま~われMヤドラン♪」(スタンダード、XYレギュレーション)
5月5日 めがねさんのデッキ紹介「マジカルレッドフォックス」(スタンダード、XYレギュレーション)

ルカリオEX(XY3)

ワザ「スクリューブロー」は、相手にダメージを与えながら、手札が6枚になるまで山札を引く効果があります。
自分の番ごとに毎回「スクリューブロー」を使えれば、上記のマフォクシー(XY1)の「マジカルフレイム」と似た戦い方が可能です。
欠点は、山札を引きたい場合は「スクリューブロー」以外のワザが使えないこと、引いてきた手札のカードは次の自分の番までは使えないこと、などでしょうか。
闘ポケモンデッキであれば、1枚入れておくと窮地を救ってくれることもある、頼もしいポケモンです。

灼熱の大地

自分の番に1回、手札の基本炎エネルギーまたは基本闘エネルギー1枚をトラッシュすることで、山札を2枚引くことができる[スタジアム]です。
炎デッキには鍛冶屋ボルケニオン(XY11)、闘デッキにはメレシーBREAKと、両タイプともにトラッシュのエネルギーを再利用できる強力なカードが存在しているため、灼熱の大地はとても使い勝手の良い[スタジアム]です。
さらに、[スタジアム]はトラッシュされないかぎり場に残り続けるため、自分の番ごとに何回も効果を使うことができるのも強力です。
手札からエネルギーをトラッシュする必要があるため、はかせのてがみエネルギー回収と相性が良いです。


いかがでしたか?
ポケモンカードにおいて、山札を引く行為は、自分のデッキでやりたいテーマを実現することに直結します。
好きなポケモンを使いたいのに、なかなか育てられず、何もできずに負けてしまうような場合は、まずこれらの山札を引くカードを見直してみると良いでしょう。

はじめて講座は、ここでいったん区切りにしたいと思います。
また希望のテーマがあれば、余裕があればまとめてみようと思いますので、教えてくださいね。
でわでわ、またひがっちで会いましょ~ノシ

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